クレジットカード決済の3Dセキュアとはどういったサービスですか。
最終更新日:2024.12.13 (公開日:2023.10.12)
3Dセキュアとは
インターネット上で行うクレジットカード決済を、より安全に行うための本人認証サービスです。
フューチャーショップではEMV 3-Dセキュアを採用しており、
購入リクエストを受けたカード会社が、不正利用のリスクが高いと判定した場合にのみ、「リスクベース認証」が行われます。
※3Dセキュア未対応のクレジットカードは一部のプリペイドカードを除き殆どありません。
リスクベース認証について
大きくは以下の2パターンとなります。
・お客様が事前にカード会社へ登録した認証番号を登録するケース
・お客様がカード会社へ登録したお電話番号、またはメールアドレスへ「ワンタイムパスコード」を送信するケース
昨今はワンタイムパスコードでの認証が主流となっており、事前にカード会社へ認証番号をご登録されていなくともご利用可能です。
また、ワンタイムパスコードは「カード会社よりお客様へ直接送信される」ため第三者は知りえないコードとなります。
※店舗さまやSBPSのシステムは通過せず、カード会社とお客様間での直接通信のため、SBPSや店舗様では確認が出来ません。
このように、カード会社が不正利用の疑いなしと判断した場合、従来のようにIDやパスワードの入力は必要ありませんので、本人認証の手間を省きお客さまはスムーズにクレジットカード決済を進めることができます。
そのため、高いセキュリティ性を維持したまま、カゴ落ちリスクの軽減も期待されています。
※3Dセキュア2.0は、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club Internationalの5ブランドに対応しています。
■赤のラインがリスクベース認証あり・青のラインがリスクベース認証なし
いずれもカード会社が判断します。
※追加認証のパスコードは、店舗さまやSBPSのシステムは通過せず「カード会社とお客様間で直接通信」するため、SBPSや店舗様では確認が出来ません。
3Dセキュア導入時の決済の流れ
①3D認証 :お客様がご注文されると「お客様とカード会社間」で本人認証を行います。
3D認証OK:②の与信取得へ進みます。
3D認証NG:エラーとなり与信取得へ進めないため受注されません。
② 与信取得:カードの与信枠より決済金額の承認を取得し受注となります。
与信OK :受注されます。
与信NG :受注されません。SBPS決済管理ツールにてエラー履歴が確認できます。
③ 売上請求:商品発送とともに入金処理をします。
3Dセキュアを導入するメリット
1. 不正利用者によるなりすまし注文を防止できる
2. カード会社が本人認証を実施していますので、売上処理後に不正利用が発覚した場合もチャージバックが発生しません。(事業者様目線では一番の導入メリットとなります)
※不正利用の被害額はカード会社が補償します。
※3Dセキュアのトランザクション費用は無償で提供しています。
3Dセキュアを導入していてもチャージバック対象となるケース
お客様不在環境で取得する与信は3D認証を通りませんので、対象外となります。
・金額変更時の再与信
・予約販売時の商品発送時の与信
・定期頒布会での与信
また、あくまで不正排除を目的とした本人認証のため不正以外の理由のチャージバックや、カード会社からの不正連絡(配送停止)未対応のケースなどは対象外となります。
EMV 3-Dセキュア導入義務化
オンラインショッピングの需要が高まる中、クレジットカード決済の不正利用も急増しています。
この不正利用の急増を受けて、2025年3月末を目処に、ECサイトへの本人認証(EMV 3-Dセキュア)の導入が義務化されることになりました。
まだ3Dセキュアを導入されていない場合は、導入いただくことを推奨しております。
詳細は「EMV 3Dセキュア(3Dセキュア2.0)義務化について教えてください」をご参照ください。
EMV 3-Dセキュアの導入方法
フューチャーショップ管理画面
設定>決済>SBペイメントサービス設定 の「クレジットカード設定」箇所にて設定変更が可能です。
本人認証サービス(3Dセキュア)利用設定 にて「利用する」にチェックを入れていただくのみです。
チャージバックリスク削減のため3Dセキュアを導入いただくことを推奨しております。
https://qa.future-shop.jp/faq/show/5534